
エコノミストに、福島原発の事が書かれてました。以下、超要約です。
福島50、地震の時に原発で戦った50人に野田首相が18ヶ月後に感謝の声明を表しました。彼らは恐怖の爆発時の写真、暗く寒い状態での写真、ビスケットと水しか食料が無い状況の写真を渡しました。また、8人中6人はカメラに写らない様に顔を隠しておりました。勇者と感じるよりは精神状態をまともに保つ方が大変であったのです。東電は長く彼らにインタビューを受けさせるのを拒んでおりましたが、政府が2名だけエコノミストのインタビューを受ける様に指示しました。日本の様に組織が強い文化では勇者の話題は話し難いトピックになります。吉沢さんによると地震時、原発で働いていた5人の内4人は現地の人でした。家族が流されてしまったかも知れない中放射能が漏れている事を知っていながら皆働いていたとの事。初めは6000人の従業員の安全を優先しようとしたがその後爆発して、安全のためにするべき事と守るべき人命の難しい決断に直面した。彼は、二度と原発から離れる事は無いかも知れないと思いました。彼らは村と町を守るために原発と戦った、しかし日本の社会では人々は彼らを悪人を見る様な目であった、と吉沢さんは言っておりました。1945年、敗戦した日本の兵隊が帰還した時の様な気持ちだったのではないのだろうか。
考えさせられる内容ですね。
今日本屋さんで、菅さんの書いた本を買ってしまいました。
